「さっちゃんさぁ」
「なに?るー」
「……今からさ、一緒にお出かけしない?」
「……今でも二人しかいないのに?」

[空間]

「……なんていうかね。すごく……その……なんだ……」
「るーは一緒にいるのが嫌?」
「いや、そういうわけじゃない」
「じゃあ、いいじゃん。」
「……んまぁ……ねぇ……」

-30分経過-

「……ちょっとさ、トイレ行ってくる」
「行ってら〜。」

-10分経過-

「……遅い……るー……」

-さらに20分経過-

「いくらなんでも、遅すぎない?」
「お、おまたせぇ……」

「ねぇ、るみかちゃん。(笑顔)」
「は、はい。」
「なにしてたのかな?素直に言ってみましょうね(笑顔)」
「え……いや、……その……はい。」
「……え。」

「その、バレンタイン近いけどさ、あたし料理は……ねぇ……。」
「………」
「だからさ、その、あたしのお気に入りのヘヤピン……」

「るー。」
「は、はいっ!」
「……ありがとぉ!さぁ、とってもうれしい!」
「よかったぁ……」

−その部屋に漂う空気は
−間違いなく甘い空気で
−将来は今……

−瑠巳佳に惚れ直していた

[空間]FIN.


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